【最高・最大のダメージケア3ヶ条】
- 最大のヘアケアは治療ではなく、予防である。
- いかにダメージを治すのかではなく、いかにダメージさせないか。
- ダメージをごまかすのではなく、はじめからダメージをさせない。
【ダメージは治らない?トリートメントの意味とは?】
1度ダメージを受けた髪は、2度と元通りになることはありません。
では、何故トリートメントをするのか?
それは、一時的に補修をすることで、手触りを良くしたり、艶やかに見せたり、ダメージの進行を遅らせたりする為です。
しかし、根本的な解決はされていないので、時間の経過とともに元に戻ってしまいます。
そして、メーカーや種類によって差はあるものの、トリートメント効果を実感出来る時間は極僅かではないでしょうか?
もちろん、実感しているよりも内部的な効果は持続しているハズですが。。。
【3年間で同じ¥230,000。ダメージ有りとダメージ無し。ここまで差が出る!】
ここで突然ですが、簡単な計算をしていきます。
【AさんとBさんの美容室代の比較】
共通条件・セミロング・2ヶ月に1回の頻度・3年間の美容室代の比較
Aさんの美容室代 | Bさんの美容室代 |
Aさんの条件 ・3年間 カット+ヘアカラー+トリートメント ・料金設定(税抜) ☆カット ¥4,000 ☆ヘアカラー ¥6,000 ☆トリートメント ¥3,000 | Bさんの条件 ・最初の1年間 カット+ヘアカラー+トリートメント ・その後の2年間 カット+ヘアカラー ・料金設定(税抜) ☆カット ¥4,000 ☆ヘアカラー ¥8,000 ☆トリートメント ¥3,000 |
2ヶ月に1回 カット ¥4,000 ヘアカラー ¥6,000 トリートメント ¥3000 計 ¥13,000 年間6回 ¥13,000×6=¥78,000 年間¥78,000 3年間¥78,000×3=¥234,000 3年間の美容室代¥234,000 | ・最初の1年間 2ヶ月に1回 カット ¥4,000 ヘアカラー ¥8,000 トリートメント ¥3000 計 ¥15,000 年間6回 ¥15,000×6=¥90,000 年間¥90,000 ・その後の2年間 2ヶ月に1回 カット ¥4,000 ヘアカラー ¥8,000 計 ¥12,000 年間6回 ¥12,000×6=¥72,000 年間¥72,000 2年間合計 ¥144,000 最初の1年間+後の2年間(計3年間) =¥90,000+¥144,000=¥234,000 3年間の美容室代¥234,000 |
上記を見ると、同じ¥234,000であれば3年間トリートメントを続けた方がいいのではないかと思うかもしれません 。
しかし、3年後のAさんとBさんの髪の状態は全く違います。
簡単かつ極端に言うとAさんの髪の毛はダメージはそのまま、下手するとダメージは増しています。
一方、Bさんの髪の毛はダメージを感じない健康的な髪の毛になっています。
なぜ、そのような結果になったのでしょう。
それは、Bさんが行っていたヘアカラーが、Aさんが行っていたヘアカラーよりも¥2,000高い、ダメージを受けないヘアカラーだったからです。
Bさんは1年間 、Aさんと同じようにカット+ヘアカラー+トリートメント行なっていましたが、1年後にはダメージのない髪の毛に変わり、2年目からはトリートメントが必要なくなっていました。
その結果Aさんはダメージにストレスを感じながら3年間を過ごし、今後も髪の毛のダメージのストレスから解放されることはありません。
もっと言えば、ダメージが原因でカットしなければいけなかったり、ヘアカラーをするのをためらったりとヘアデザイン面でも、精神面でもストレスを抱える事になります。
一方、Bさんは髪の毛のダメージのストレスから解放され、ヘアカラーもヘアデザインも楽しむことが出来るようになります。
【3年後からは、ダメージの差だけではなく、金銭的な差も出てくる!】
さらに、そこから2年たった時にはどうなるでしょう?
Aさんの美容室代 | Bさんの美容室代 |
2ヶ月に1回 カット ¥4,000 ヘアカラー ¥6,000 トリートメント ¥3000 計 ¥13,000 年間4回 ¥13,000×4=¥52,000 年間¥52,000 2年間¥52,000×2=¥104,000 2年間の美容室代¥104,000 | 2ヶ月に1回 カット ¥4,000 ヘアカラー ¥8,000 年間4回 ¥12,000×4=¥48,000 年間¥48,000 2年間¥48,000×2=¥96,000 2年間の美容室代¥96,000 |
どうでしょう?金額的にはトータル3年+2年=5年間で¥8,000と微々たる差ですが、これが10年、20年となると¥40,000、¥80,000の違いになってきます。
そして金額面より、何より、【髪の毛のダメージを気にする事が無くなる】という大きく、何事にもかえがたい髪を手に入れられるという未来を想像して見て下さい。
もちろん、全ての人たちが同じ結果を得られるわけではありません。
これは、あくまで1つの考え方・価値観の元となるモデルケースです。
【20年の美容師生活でたどり着いた価値観!】
そして、20年弱の美容師人生を経て、
- 最大のヘアケアは治療ではなく、予防である。
- いかにダメージを治すのかではなく、いかにダメージさせないか。
- ダメージをごまかすのではなく、はじめからダメージをさせない。
という価値観の基、厳選した薬剤・機器・水などを使用した、メニューを提供し、ご来店当初は、今までのダメージ部分をケアしながらヘアカラーをしていき、徐々にヘアカラーダメージのない髪の毛にしていくという事を目指しています。
その為、一般的な薬剤と比べコスト高になってしまう、特有の知識が必要である、施術に手間がかかってしまう、他店では使用していない機器が必要であるなど、様々な理由から、一般的なヘアカラー料金よりも高い料金設定になっています。
しかし、欲を言えばヘアカラーダメージがなくなった後も、ある程度のケアは継続していく方が良いと思います。
それは、髪の毛のダメージはヘアカラーによるものだけではなく、紫外線や熱(ドライヤー・ヘアアイロン等)・摩擦(ブラッシング等)・老化(加齢やストレス)等、様々な原因があるからです。
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